10月2日もなかなかに辛い一日だった。朝のニュースで流れる「今日、会見」の文字。各局が軒並み生中継の枠を用意する。どういう流れになったとしてもその時が終わるまでは本当に息が詰まるような時間だった。
イノッチが代読した手紙の内容の真偽はさておき、彼女が歩んできた人生を思うといたたまれない気持ちでいっぱいだった。彼女の人生っていったい何だったんだろうとそんなことをぼんやり思った。自分の人生を必死に生きようとしていたのに、母に選択肢を奪われ支配され、限られた選択の中でなんとか築き上げたものも叔父の罪によってすべて崩れる。もちろん企業そのものにも責任があり、その企業の代表である彼女にも負わなければならないものはある。でもそもそもに彼女はこの企業の代表になりたかったのだろうか。経営権が欲しかったのだろうか。そんなところに疑問を感じてしまうほどの悲痛さを感じた。
自担、自軍がどういう選択をするかは分からない。
ただ彼らの作るエンターテイメントを愛し続けたいので所属するもの、おかれる環境が変わってもその活動を応援し続けたい。
会見が終わってすぐのSNSの更新ってすごく注目されるし私も中丸君が何を投稿するか気になっていたんだけど、彼はいつもと変わらない日常をポストしていた。
そうなんだよね、この人。
「ファンのみんな！不安にならないで」！とか言わないのよ（過去３回経験済み）（笑うとこ）
アイドルとしてマイナスなことはなるだけ触れないというのが彼のモットーで「アイドル」を人が前向きになるための象徴と定義する中丸君だからこそ事務所が無くなるという時ですら通常運転。
私のようなファンは、この問題について補償は事務所と被害者の方の間での話で、事務所の改革については見守っていくしかない。もちろん推移は見守りたいと思うし、中丸君がどんな選択をするかは気になるけれど日常は続いていく。日常の通常運転をやめるわけにはいかない。そんな中で彼が変わらない日常をポストしてくれるのは安心にもつながる。心中は分からないが、彼が今日も日常を歩んでいることが励みになる。だから私はこの人が好きだと再認識した。
