こんなに2024年になってから次々と結婚発表されるとは思わなくてさ。
V6とかTOKIOとかの世代が割と続けて結婚していった時期もあったかと思うんだけど、主にYou&Jのヲタクだったから気持ちとしては正直蚊帳の外で外野で本当にただただ「おめでたいねー」という気持ちだけだった。
2024年になって剛くんが結婚して中丸くんが結婚して、その後NEWSの2人も結婚発表して、なんかすごい時の流れも感じるしいろいろとこの流れここまで来ると人間力試されてるぅって感じでした。
アイドルの結婚についてだけでどんだけ記事増やすんだと思う。ウケる。ショック受けてんのかな、なんだかんだ。
アイドルって1人の人間だけど商品でもあるっていう特殊な存在だと思う。
自軍もメンバーの脱退を数々経験してて(笑えないけど笑うところ)、脱退したメンバーも今もKAT-TUNでい続けてくれているメンバーも1人の人間として幸せであってほしいと思う気持ちは嘘ではない。
悲しいけれど寂しいけれど脱退という選択をしたメンバーの人生にはやっぱり責任は取れないから無責任に辞めないでくれと縋るのは違うと思うしそれが彼らの幸せならがんばってと送り出してきた。(ちょっと1名は状況が違うんだけど)
それはあくまでもヲタクとして推しに対する愛情故の感情だった。
アイドルは商品という観点だけで見るならば、私にとって完璧なアイドルだった6人のKAT-TUNが崩壊することは商品価値としては正直致命的だった。
実際に5人になった時、私はKAT-TUNに対する熱量は相当冷めてK-POPに走った(笑うところ)
KAT-TUNの情報は最低限は追ってテレビも見てたけどCD買ったりライブに行こうという気持ちには中々なれなかった。降りたわけじゃなかったけど前のめりになれなかった。
5人時代がダメだったわけではなかったけど、6人じゃないKAT-TUNは私にとっては何かが違った。
6人の時と同じ熱量でKAT-TUNのヲタクやれるようになったのは4人になるタイミングだったと思う。
「聖がいなくなって、KAT-TUNが無くなるかもしれない。今ヲタクやらないと後悔する」なんて5人はうーんとか言ってたやつの随分身勝手な感情だった。
今まではどんなジャンルでもヲタクをやることが人生の優先順位の上位にいたけれどライフステージが変わって、順位は変化しながらも今も人生の楽しいの半分はヲタクであることが確実に占めていた。
育児に追われ睡眠不足でメンタルもやられて鬱ぅぅぅぅってなってた時にジャにののSixTONESとのコラボ回の曲当てクイズの中丸くんでアホみたいに1人で笑って元気出たもん。あぁ、これがアイドルの力だなぁって夜寝る時にしみじみ感動したもん(感じるポイントが特殊)
事務所のいろいろもあって、ただストレートに彼らが届けてくれているエンターテイメントを楽しみたいだけなのに楽しむことが悪のような言葉を見ることもあってモヤモヤした感情も持ったこともある。
それでも私はKAT-TUNというアイドルに魅力を感じて波はあれどここまで応援してきた。お互い人間だからいつか終わりは来るかもしれないけれどそれまでは楽しく彼らのファンでいたいと思っていた。
そんな時、中丸くんが結婚した。
私はアイドルと結婚っていうのは99%両立出来ないと思う。
それは自担が結婚した今でも変わらずそう思う。
でも1人の人間として幸せになってほしいしアイドルであるために人生を諦めて欲しくはないし心も身体も健やかに生きてほしいと思うのも事実だ。
でもアイドルはやっぱり偶像で虚像で、ある程度のリアルさは必要だけど生々しさは必要ないと思う。
はっきり言えばアイドルの結婚はファンにとっては生々しすぎる。
自担は結婚相手も出る側の人間で局アナはお辞めになったけどフリーで活躍されるそうなのでお姿を見かける機会はあると思うんだけどお見かけした時の感情としてはおっおおぅ…って感じです。
中丸くんが結婚報道のあれこれをアイドルとしてという立場を徹底して対応はしてくれたけど、現実としてお相手は分かってるし「家に帰ったらいるんだよなー」って勝手に考えてざわっとしたりもしてる。
それでもアイドルとしての商品価値も出来る限り維持しようと努めた彼の誠意を受け取っていくしかない。
それがアイドルとファンの健全な関係性で、相互努力が必要なんだと思う。
私は1人の人間を推しとして応援しているけれど、でもそれはアイドルという商品である人間を消費しているだけなんだとこの2〜3ヶ月で改めて気付かされた。
これってすごくグロテスクな現実だ。
一方から見ればものすごくグロテスクな関係だけど、そこからしか生まれないかけがえの無いものがお互いにあると思うからこそアイドルは存在するのだと思いたい。