ワンダーランド

完全週休3日がいいです。

婚活パーティーに行くことになった。


タイトル通り、婚活パーティーに行くことになった。人生24年目、初めての体験である。

社会人になって2年目、仕事が車通勤になるとアフターファイブにどこか寄るとかそういうこともほぼなくなり、出会いの場所がどんどんと遠ざかり気がつけば1年が過ぎていた。最後に彼氏がいたのは遠い昔で、そろそろやばいという危機感と焦りもあったので誰かれ構わず恥を捨て『紹介して~~~~~~』と頼む出会い厨化していたが、紹介してもらって出会っても何も始まらず、ひたすらLINEの友達の人数が増えていく日々を過ごしていた。

 

そもそもに欠点として、いわゆる『こじらせ女子』に私は該当する。
それゆえ、紹介を受けても悉くつぶしてしまう。彼氏はほしい。付き合いたいという願望はあるのに自分の女性性に自信がなさ過ぎて相手も自分も好きになれない。付き合えない。どうしたらいいのか分からない。恋愛して浮き足立ってる自分が怖い。でも彼氏はほしい。
そんな時、友人が婚活パーティーに一度行ってみたいが1人で行くのは心細いのでついてきてくれないかと誘ってくれた。二つ返事で『行くっ!』と即答し参加が決定した。すごい勢いだった。

 

誘われた日の夜ベッドの中で、自分は何のために婚活パーティーに行くのかを真剣に考えた。ここで目的を明確にしておかないと、きっとこじらせてまた潰してしまうと思ったからだ。参加するパーティーは対象年齢は20代から30代でカジュアルな出会いの場としてのパーティーらしく、どうやら『結婚』を意識しまくったものではないらしい。今のところ、私の人生設計では24,5で出会い、1~2年ほど付き合い、その後結婚、30までに子供を産むというよくある女性のテンプレ的な未来を思い描いている。今年24歳になる私がこのライフプラン通りに行くならばそろそろそのお相手と出会わなければならない。

20,21ぐらいの頃はきっとこの年になったら年上の彼氏がいて結婚を意識したお付き合いをしているのだろうと思っていたが全くそんなことは起きていない。24歳、まだまだ早いと言われる年齢だと思うが、もうじき同世代の結婚ラッシュがやってくる。*1Facebookにも結婚しました!!妊娠しました!!という投稿が乱立するだろう。そのたびに死んだ目でイイね!を推して、きっと私は焦る。焦ってみっともないことをしそうで怖い。


昨年の11月、神戸にある氷室神社、通称「れんあい弁天」と呼ばれるオカルト界では強烈な信者を持つ(らしい)神社に大学の仲間と参拝に行った。その効果はすさまじく、女っ気のまったくなかったいわゆるブサメンが超美人の女性に言い寄られ結婚したとか雑誌の広告にある怪しげな水晶とかの広告みたいなエピソードがある。200円を奉納し、自分がどういった人と出会いどうなりたいのかを具体的に書く*2とその通りになるという話だった。その時点で『3年以内に結婚する』と書いた。やっぱり26ぐらいで結婚するつもりだった。
だからこそ今出会いたい。そしてこのれんあい弁天にお礼参りするのだと決めた。


早速、美容院の予約を入れ、着ていくつもりのワンピースを試着し、どんなメイクにするかずっと考えている。『石原さとみ』になりたいと願いながら今日も白湯を飲んでいる。急に必死になる。


そのパーティーまであと5日。なんとかして石原さとみになる為に彼女のまねをして寝かせ玄米でも作ろうかと思ったが、熟成期間が4日かかるらしい。やっぱり石原さとみにはなれそうにもない。

 

 

moi ?モア?

moi ?モア?

 

 


 

*1:先輩、年上の友人にお祝儀貯金始めておくべきと忠告されている

*2:容姿、年収、生活レベルなどなど