ワンダーランド

完全週休3日がいいです。

田口くんの10000字インタビューを読んだ。

 

 

 

 


      内容に言及するので、望まない方はスルーしてください。


数年ぶりにアイドル誌を買った。ここから3カ月分はまちがいなく買う。

田口くんが脱退を発表した約一カ月後に、田口くんの10000字インタビューが発売された。
救いになった部分もあれば、正直見損なった部分もあった。


田口くんはKAT-TUNがいやで辞めるわけではないということが改めて知れたことは良かった。
田口くんは「辞める」という結果だけを示してそこまでの過程は明かすつもりはこれからもないだろう。分からないからいろいろと想像も妄想もしてしまうけど、あってほしくない道をそうじゃないよと否定してくれるのは単純に嬉しかった。
でも、そんな好きなKAT-TUNを置いてまで進めたい人生があるということは、ファンとしてはどこまでも悲しいけれど1人の人間としては応援すべきだと思う。これからの人生をこの選択をしてでも頑張ると決めたんだからこちらのエゴでは引きとめられない。
こんなこと言っているけど、本当はもの分かりの良い振りで辞めないでという気持ちがなくなったわけではない。
そこはやっぱりはっきりとした理由が明かされることがないからであって、建前でも嘘でも何でもいいから「こうだから辞めます」という言葉があればもう少し気持ちも落ち着いていて救われているのだと思う。
だから、そのあたりはやっぱり田口くんはずるいなぁと思う。

 

別れる理由を明かさない人っているじゃん?別れ際に「もう違うんだと思う。」とか言っちゃう人。何が違うんだって聞くけど、「何がじゃないんだ、でももう違うんだ。」なんて言う人。
未練残さずに絶対に別れられないやつ。田口くんのやってることまさしくそれ。理由が分かれば、受け入れるのも早い。あ、別に実体験じゃないですよ。
理由をはっきりと明かさないのは、最後までアイドルとして生きるためなのか、何なのかは分からないけどこれだけの人間に未練を残させる田口くんってやっぱりすこしずるくて罪な男だと思う。


メンバーについては「いつか"しょうがない"っていう気持ちが芽生えてくれたら」って言ってて、これは正直見損なった。
「しょうがない」なんて思う日来ないよ。
赤西のことだって、聖のことだって「しょうがない」なんて思う日きっと来ないよ。
「辞めていった」、「いなくなった」、「昔は6人だったのに」、っていう事実を理解はしていても納得する日なんか来ない。

「まとめられていたら減らなかった」っていう中丸くんが「田口が辞めたのはしょうがねーよな。」なんて思う日が来るとは思えない。
淡々と事実は受け入れるだろうけど、納得する日が来るとは思えない。
田口くんがこれからの人生、KAT-TUNを辞めたことを後悔することなく送っていれば「これはこれで良かったのかもしれない」と思えるかもしれないけれど、「しょうがない」は出てこないと思う。
自分を必要としてくれる人に、「俺の事は諦めろ」と突き付ける田口くんが怖くて悲しかった。


どこまでも田口くんは自分を貫き通していくし、らしいと言えばらしいのかもしれない。
田口くんの選択を理解はしようと思ってこの1ヶ月、過ごしてきた。
悲しいという気持ちはやっぱり消えてはくれないし、その日が来るのがやっぱり嫌だ。

 

これからの3人が何を語ってくれるのか、怖さ半分楽しみ半分。
田口くんのことはもちろんだけど、これからのKAT-TUNの未来をより多く語ってくれることを願う。

 

KAT-TUNはこれからも歩み続ける。

 

 

MyoJo(ミョージョー) 2016年 02 月号

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