中丸担の偏見によるKAT-TUNアルバムレビュー<4>【KAT-TUN III -QUEEN OF PIRATES-】

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名作と名高いKAT-TUN３枚目のアルバムです。

前作から1年2ヶ月ぶりとなるアルバム。シングル「喜びの歌」「Keep the faith」「LIPS」を収録している。最新シングルの「DON'T U EVER STOP」は収録されていないが、初回限定盤にPV「DON'T U EVER STOP-LIMITED EDTION-（ビデオクリップ＋メイキング）」が付属されている。

初回限定盤にはボーナストラックとして4曲追加されている。また、「SIX SENSES」はCDデビュー後に発表された楽曲だが、今回がCD初収録となった。1曲目は本来「TABOO」という名前で収録される予定だったが、公式サイトで詳細を発表された数日後に「T∀BOO」と変更された。

KAT-TUN×海賊コンセプトって正解以外ないよね？！はなまるっ！！！

１：T∀BOO
ぞくぞくするよね！イントロから赤西くんの色気たっぷりの声ではじまっていくこの感じが脳みそ爆発するかと思うぐらいテンションあがる。（過激）かっかっっかっこいいいいぃぃぃぃぃ！！！！！！と言わざるを得ない。かなり壮大な曲の広がりを見せるのにラストはまったく余韻を残さず、バッと切るように終わらして次の曲へつなげていくのが最高にかっこいい。ミスチルのOverture～蘇生の流れみたいな。*1

２：Keep the faith
ヒムローーーーック！
氷室京介様に足向けて眠れねぇや！おいら！と何でもお供えしたくなるぐらい氷室さんへ感謝感激雨嵐。前曲のぶった切ったラストからいきなりこのイントロが流れると否が応でもテンションは上がる。最高にかっこいい。歌詞ももちろんなんだけど、メロディーが本当にかっこいい。詞を変えて氷室さんがセルフカバーしてるけど曲のカッコよさが変わらないのは本当にすごい。語学留学した赤西くんに共感して作ってくださった曲で、やっぱりこの頃のKAT-TUNのシングル曲は本当に豪華だったなと改めて思う。

３：AFFECTION～もう戻れない～
女声が入った今までになかったタイプの曲。KAT-TUNのジメジメ未練系ソングはこのあたりから始まったんですかね？R&B調でしっとりとしながらも切なさを感じるメロディーラインで、Keep the faithであがったテンションをまったく違う方向に持っていってしまう。仁亀メイン。これライブで聞いてみたかったなぁ。

４：HELL, NO
このアルバムにおける（シングル曲除く）KAT-TUNっぽい曲。聖くんのラップも中丸くんのビートボックスも曲に見事にマッチングしていてすごく完成度が高い。Bメロの抑えた感じからサビの爆発した感じがまさにKAT-TUNらしくていい。大サビの仁亀は、デビュー後久しぶりに見た最高の仁亀だからDVDで見てほしい。

５：DISTANCE
田口くんメインボーカル曲。
田口くんがめっちゃくちゃ大きなお口を開けて歌っている（ように聴こえる）。なんだかすごく曲全体がドロドロとしてて、爽やかイケメンの田口くんのイメージとは大きくかけ離れていて最初は良く分からないまま聞き終わっていた。イメージとしてはRODESHIA系。どうしようもない惨めな感じを、田口くんが泣き叫ぶかのように歌っています。なんか、うん、とにかく、凄い。

６：MOTHER/FATHER
上田くんメインボーカル曲。
父ちゃん母ちゃんありがとう！という曲（雑）こういう歌だから結婚式でも使えそう。やんちゃだったKAT-TUNがこんな歌歌うようになるなんて…と勝手に母親気分にもなれる。聖くんのラップも心地よく聞けるので前曲で圧倒された空気を和やかに落ちつけてくれるでしょう。

７：LIPS
亀梨君の濃厚なリップ音から始まるハードロック。おかめちゃんの一番ねちっこいところ出しちゃったのね！となる。サビが全体的にハイトーンなので、ますますハードロックさを演出している。
新種の生物みたいなスタンドマイクで歌ってます。*2間奏のビートボックスがかっこいい。チャラ丸最終期の中丸くん最高です。ちなみにメイキングのロバ丸は最高のロバ丸です。

８：喜びの歌
愛してる～～～～～！
特急田中３号の主題歌。ラップ詞がこれまでに出したシングル３曲のタイトルを入れて作ってある。聖くんの遊び心ってやつですか。
『愛してる』をメンバーそれぞれがいうパートでは自担を今か今かと待ち続けたわけですよ…。LIPSのハードロックとはまた違うアイドルポップロック（なんだそれ）でヘドバンしたくなる衝動をいつも抑えています。

９：「un-」
個人的にうえたぐソング。
うえたぐが肩組んで歌っているイメージしか浮かばない。かわいい。
メロディーとかはすごく爽やかで綺麗なのに、サビの歌い方が意識してなのかかなり子どもっぽい歌い方をしているのも特徴。童謡とかそんな感じ。

１０：OUR STORY～プロローグ～
なんでこの曲ダブルアンコールでしかやらなかったのかな？（過激）
プロローグではじまりのくせにいろいろ後悔している曲。大サビがめちゃくちゃ感動的。赤西君に恋したくなる。（出た）
この曲好きな人めちゃくちゃ多いイメージ。いや、うん、名曲です。

１１：何年たっても
中丸くんメインボーカル曲。
来たよ！来たよ！この曲のこと書くの何より待ってたよ！！！！！！！
中丸くんメインなことはもちろんで、メロディーも恋愛始めたての初々しい感じの歌詞も最高でやっぱりこのアルバムで一番好きなんだけどあえて言及したいのは田口くん。（ぇ
２番の歌いだしが、田口くんなんだけどこの田口くんが最高である。9uater魂の春夏秋冬の頬杖田口くんをイメージして聞いたら最高以上の言葉が出てこない。『もう少し一緒にいたいよ　話したいよ』の「たい」がめちゃくちゃかわいい。

ここから初回版ボーナストラック

１２：SHOT!
ゴージャスなジャジーポップ。おしゃれ。ちょっとテイストは違うけどシャレオツ路線のSMAPっぽい感じ。少クラで披露した時のおかめちゃんが美しかった。中丸くんは再び鼻声復活。上田くんの高音が綺麗です。

１３：12o'clock
赤西、田中、中丸のセッションから始まる曲。なんだか妙に色気があってとにかくおしゃれでかっこいい。（語彙力）
これはパフォーマンスが最高に好きなのでそちらをぜひ見ていただきたい。

１４：愛のコマンド
こうやって見るとけっこうハードロック系な曲多かったんだなぁ、と。
メロディーが強いので若干ボーカルが負けている気はするけど、かっこよさは間違いない。どう聞いても「スイッチョン！」にしか聞こえないのは私の耳のせいですかね。

１５：SIX SENSES
メロディー自体はすごくシンプルなんだけど、リズムがしっかりしているのでめちゃくちゃかっこいい。「止められるか俺らを」って攻めてるKAT-TUN最高だな！この強気な感じをいやーかっこいいよ、うんと納得せざるを得ないぐらいに完成度の高い曲。パフォーマンスでダンス踊るところ全員最高にかっこいいから！お願いだから！見て！！！！

ライブとしてはまた違うんだけど、アルバムとしてはやっぱりこのアルバムが一番好きかも知れない。
前作が個人的に佳作だったので、その分今回のはええやん！！最高やん！！と余計になってしまってる部分も否めない。仁亀以外のメンバーにもメインボーカル曲を作ったのも新しいし中丸担だけどKAT-TUNまるごと美味しいの人間からするとやっぱり名盤だったと思う。

ジャケットの6人がかわいすぎて、いつフィギュア発売なんかな！？！？！とわくわくしてたんですけどまだですか？？？？？？
あ、あとこれを引っ提げてのライブツアーも最高なのでぜひ皆様、DVDの方もお願い致します。（宣伝）