ワンダーランド

完全週休3日がいいです。

良作ではなく可作。ふつうに良かった映画

今週のお題「ふつうに良かった映画」

大学の時は時間が結構あったので映画をよく見ていた。一人で映画館にも行ったし、WOWOWに加入しているので見たり。そこで記憶に残っている「ふつうに良かった映画」を書き残そうかと。あくまでふつうだから良作ではなく可作ね。

 

ミザリー 特別編 [DVD]

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作家のポールは作品を仕上げるときに必ず同じ場所へ行き執筆をする。そして執筆を終えた後帰ろうとすると事故で重症を負ってしまう。
自分の書いた作品、「ミザリー」シリーズの熱狂的ファンである元看護士のアニーによって助けられる。

献身的なアニーに感謝をするポールだがミザリーシリーズが終結することを知ったアニーは・・・

最初見た時、本当こわかった。いやいやいやいやいや、待って?一回待って?って何回も思った。よく幽霊より、どんな怪奇現象より人間が怖いっていうけど本当にそんな感じ。狂気の沙汰の連続。

アニーにとってミザリーシリーズというのは心の支えだったが故の凶行で、壊れてしまいそうだった自分を支えるものを終わりにされることが何よりも苦痛だったのだろうなと。

追いつめられた人の狂気にぞっとする作品です。

 

ミッドナイト・イン・パリ [DVD]

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ハリウッドの映画脚本家ギル・ペンダー。恋人との婚前旅行でパリを訪れたギルは小説家としてのデビュー作を書き上げようとするが悪戦苦闘中。
パリの街で酒に酔ったギルはいきなりやってきたアンティークカーに乗り込むと1920年代のパリにタイムスリップをしてしまう。
そこで世界中に名を知られる芸術家たちに出会う・・・。

ウディ・アレンのパリ愛で出来上がったような映画。アカデミー賞脚本賞もとっているようで。

1920年代のパリと現代を行き来する男の話なのだけども、登場人物がアーネスト・ヘミングウェイや、F・スコット・フィッツジェラルドガートルード・スタイン、ダリ、パブロ・ピカソ等々当時の著名な芸術家たちが出てくるのでそれだけでも楽しめる。というかそこが面白かった。

映像美もすばらしく、見ていてほっとするような作品。

 

  • 私だけのハッピーエンディング(2012)
私だけのハッピー・エンディング [DVD]

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突然、余命半年を言い渡された広告代理店に勤めるマーリー。この宣告を受け、酷く落ちこむマーリーだったが、それでも今まで通り周囲に接していこうと、無理に明るく振る舞ってみせる。
しかしその事実を受け入れられず離れて行ってしまう友人や周囲の気遣いに苛立つマーリーを支えたのは主治医のジュリアンだった。
互いに惹かれあっていくが、残された時間は短く・・・・

THEアメリカ映画って感じ。ケイト・ハドソンのサイズ感が年々増していくのが残念で仕方ない。相手役のメキシコ人俳優、ガエル・ガルシア・ベルナルがふつうにいい。V6の岡田淮一に似てる。じゅんぴー。男性は好まないタイプの映画だろうけど、ラブアクチュアリーとかその辺が好きな人は割とさくっと見やすいのではないかと思う。

重めの映画を見た後のブレイクとして見るぐらいがちょうどいい作品。

 

今日のところはこの辺で。