KAT-TUNそれぞれへの感想。インタビュー当時は2012年だから今と状況も変わっているし、当時と今では感想がまた異なっているので改めて。
幼い亀にどれだけのものを背負わせるんだよ、神様は…ってなったよ、本当に。出る杭は打たれるって感じでデビュー前後はバッシングも亀一人だけ本当にひどかったから。その時の消えてしまいそうなくらいに線の細かった(いろんな意味で)亀は今思い出してもちょっと痛々しくてかわいそうになっちゃうというか。*1
修二と彰でデビューするときの話
「メンバーに聞いたこともないからホントのとこはわからない。だけどその時まだ、みんな子供だったし裏切り者って思ったんじゃないかな。状況が逆だったら、俺もそう思ってたはず」
野球をやっていたおかげなのかな、チームっていうものをすごく大事にしていてKAT-TUNっていうものに誰よりも早くこだわっていた人だからこそこの状況はしんどかっただろうなって。
いいよなぁ、亀。『カッコつけないでいられる場所、Paris』とか言っちゃう自称庶民派だけど、かっこいいよね。やっぱり。(あげたいのか下げたいのか)人生を達観するのが少し早い時期にできてしまったけど、今はそれがすごくかっこいい。
昨日の少プレでも言っていたけど、膝の手術の話。
抜けていた期間があるからこそ俯瞰して見られる部分があるっていうのは、グループとして成長していくうえで大きな強みになると思う。田口君にとってこの期間は苦しかったに違いないけど、決してマイナスだけではなかったんだなと。
2006年のデビューの時。
「ドームの舞台なんてふつうは立てない。自分ひとりじゃ絶対に立てない。俺はKAT-TUNを形成するピースのひとつで、本当に良かったなって」
「やっぱり乗り越えてきたものが大きかったから」
手術もそうだけど、NEWSや関ジャニのデビューが先だったこと、ほかにも見せていない部分での葛藤はたくさんあったと思う。個々が強すぎてまとまりきれなかったグループの中でグループを形成するピースって言えるとかどんな謙虚な子なんだろう。
「俺は、結成されたときからずっとKAT-TUNが大好きだし」
田口くん以外は全員が全員「きらいだった」「仲悪かった」「辞めたかった」っていうのに田口くんだけはずっと「ずっと好きだった」って言うんだもんなぁ。天使。*2
「反抗心を持ってるヤツばっか集められた感じで、“アイドルはこうあるべき”とか言われたら腹立てて、写真撮るときもニコニコできないヤツばっかだった」
ええ、存じ上げてます(笑)
こういうところが俗に言うKAT-TUNっぽいを作り上げてきたし、今となってはそれが一つのブランドとして成立している。それってやっぱり社長の先見の明なのかと思うとヒロムすげーってなる。
5人になったとき。今後どうやって活動していくかを徹底的に話し合った。今まで、個々の考えを尊重しすぎていた部分があったから初めて腹を割って話すことができた。
もう好き。(告白)NEWSも関ジャニもいいグループだけどたさんがいるからKAT-TUNなんだよってお手紙書きたい。白ヤギさん。(?)
「何がやりたいというより、なんでもこなしたい。こなせると思うんで。」
これめっちゃたさんっぽい。決して過信じゃないと思うんだよね、盲目的かもしれないけど。やるといったらやる人だと思うから。こういう強さがKAT-TUNっぽいを作っているんだろうなと改めて。
- 中丸雄一
分析能力が優れているなと感じました。
自分がデビューするために何が必要なのかを考え、先輩と同じことをやっていても意味がない。*3そもそもにそんなことしたくない。(このあたりのプライドの高さ好き)
先輩のコピーじゃなくて、考え方を参考にしていってそれを自分で解釈して、オリジナルを作りだす。これをジュニア時代に考えていたかと思うと末恐ろしいわ、この子。
それでもやっぱりオリジナルを作るっていうのは簡単なことじゃないし、そのストレス(もちろんそれだけじゃないけど)で血尿が出たとかもう当時の中丸を見つけたら病院へ強制連行してるよね。入院だよ入院!!毎日お見舞い行くよ!!イチゴのミルクレープ持ってさ!!!!!!
話それた。
そこで自分の武器として探し出したのがビートボックス。
「将来、自分がビートボックスを身につけている姿を想像して、10年後“よかった”って思えるように頑張ろうって」
今きっと、よかったって思ってるよね。既製品の武器じゃなくて、材料から調達して自分で叩いて作り上げた武器だもん。そりゃ強いわ。
「まずは多くの人に知ってもらうことですね。知ってもらったとき、面白いって思ってもらえる自信はあるから」
ここでもさ、自分たちをきちんと分析しているなと思うわけで。まだまだ知ってもらえていない、知ってもらえれば自分たちの良さが伝わる。この分析がらしいなと思います。
メンバーの脱退を2度経験して悪い意味でも知名度はあがったと思う。この機会を利用してでも、自分たちを知ってもらうために出ていっていた。そしてそれが今実りだしたのではないかなと思ったり。
来年デビュー10周年。本当、楽しみだな。